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抜歯が必要なのはどんなとき?
抜歯するのは歯科医師にとっても気が重いもの。
それでもあえてご提案するのは、「抜くことによって患者さんを守る」
という明確な目的があるからなのです。
❶ 虫歯や歯周病で、治療するには手遅れ。
↪︎歯の中にたまった膿が周りの骨にも、根の掃除をしたり手術しても救えない虫歯。
歯を支える骨が修復不可能なほど壊れている歯周病。
➋周りの歯や骨に悪影響がある。
↪︎横向きに隣の歯を押す親知らずや、縦に大きく割れた歯。
➌炎症の根本原因を除去するため。
↪︎虫歯や歯周病が原因で、口やあごの骨、全身に影響がおよぶとき。
治療しても繰り返し腫れる場合。
➍矯正や入れ歯などの治療のため。
↪︎矯正や入れ歯、被せ物、インプラントなどの治療のため。
➎粘膜を傷つけないため。
↪︎噛んで食べようとすると粘膜にあたり痛くて噛めないとき。
粘膜にできた悪性腫瘍とこすれて刺激してしまうとき。
抜歯前のチェックポイント
☑︎血液サラサラの薬を飲んでませんか?
↪︎血が止まりにくいので事前に必ず申し出てください。
ガイドラインに沿った方法でしっかり止血を行います。
☑︎骨粗鬆症の薬にもご用心!
↪︎抜歯したとき、あごの骨が壊死する副作用がごくまれに出ます。
壊死を防ぐために大事なことはお口の中の清潔だと言われています。
☑︎歯科が怖い方、教えてください!
↪︎恐怖心が強いと、気が遠くなったり、卒倒してしまうことがあります。
遠慮なくご相談ください!!!
☑︎予約日の取り方にご注意を!
↪︎腫れや痛みが心配になったとき、次の日が休診日で電話が繋がらなかったら不安が募ってしまいます。
女性の方は、生理日は出血しやすい傾向があるので避けましょう。
☑︎発熱や二日酔いはダメです!
↪︎体調はキズの回復にとても大事です。
体の調子を整えて望みましょう。