【無意識のうちに歯を壊してしまう?】歯ぎしり・食いしばりの原因と放置するリスクと予防方法|菅原歯科医院|さいたま市浦和区の歯科医院

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【無意識のうちに歯を壊してしまう?】歯ぎしり・食いしばりの原因と放置するリスクと予防方法

こんにちは、さいたま市浦和区にある菅原歯科医院です✨


突然ですが、「朝起きるとあごが疲れている」「最近、歯が擦り減ったり痛んだりする気がする」といった症状に心当たりはありませんか?

実は、睡眠中や日中に無意識で行ってしまう「歯ぎしり」食いしばり」は、想像以上に歯や全身へ大きな負担をかけています。放置すると、虫歯でもないのに歯が破折したり、強烈な肩こりや頭痛を引き起こしたりすることもあります。

今回は、歯ぎしり・食いしばりの原因や身体への影響、ご自宅でできるセルフチェック、そして効果的な治療・予防法について分かりやすく解説します。



1. 歯ぎしり・食いしばりとは?


噛む力は通常、食事の時で自分の体重と同等(50〜60kg程度)と言われていますが、無意識の歯ぎしり・食いしばりではその2〜3倍(100kg以上)の負荷がかかることがあります。車で言えば、ブレーキを踏み続けながらアクセルを全開にしているような状態で、歯や顎に大きな負荷が集中してしまいます。




2. あなたは大丈夫?セルフチェックリスト


自分ではなかなか気づきにくい歯ぎしり・食いしばりですが、お口の中や身体にサインが現れます。以下の項目に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

  • 朝起きたとき、あごの疲れや違和感、痛みがある

  • 歯の先端が削れて平らになっている・平らな面が目立つ

  • 詰め物や被せ物がよく外れる、割れる

  • 頬の内側の粘膜や舌のフチに、歯の跡(白い線や波状の凹凸)がついている

  • 冷たいものが歯にしみる(知覚過敏)

  • 原因不明の頭痛や肩こりに悩まされている

1つでも当てはまる場合、無意識のうちに強力な力で歯ぎしりや食いしばりを行っている可能性があります。




3. なぜ起こる?主な3つの原因

歯ぎしり・食いしばりには、いくつかの要因が複合的に絡み合って起こると考えられています。


① ストレスや緊張

最も大きな原因の一つが精神的・身体的なストレスです。人間はストレスや集中、緊張を感じると、無意識にあごの筋肉へ力を入れてしまいます。睡眠中の歯ぎしりは、日中のストレスを解消・発散するための生体反応とも言われています。


② 噛み合わせや歯並びの問題

歯並びの乱れや、過去治療した詰め物の高さの不適合により噛み合わせのバランスが崩れると、特定の歯に負担がかかりやすくなり、それを解消しようとして無意識に歯を擦り合わせることがあります


③ 生活習慣

パソコンやスマートフォンを長時間凝視する姿勢、姿勢の悪さ(猫背など)のほか、アルコール・カフェインの過剰摂取、喫煙も睡眠の質を低下させ、歯ぎしりを引き起こしやすくさせます。




4. 放置するとどうなる?身体への悪影響


「たかが歯ぎしり」と軽視して放置してしまうと、お口の中だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。

  • 歯への障害 歯の摩耗、破折、しみる、噛むと痛い 等

  • 歯周組織への障害 歯ぐきが下がる、歯周病(=歯槽膿漏)

  • 顎関節への障害 顎関節痛、開口障害、カックン音

  • 全身へ障害 頭痛、肩こり、腰痛 等

特に、歯周病にかかっている方が強い歯ぎしりを放置すると、進行スピードが非常に早くなるため早期の対応が必要です。





5. 歯科医院で行う主な治療・対策

歯科医院では、歯やあごの負担を軽減し、症状を改善するための様々なアプローチを行っています。


ナイトガード(マウスピース治療)

最も一般的かつ効果的な治療法です。患者様の歯型に合わせて専用のマウスピースを作成し、睡眠時に装着していただきます。

  • メリット:歯と歯の直接の摩耗を防ぐ/噛み合わせの圧力を緩和し、あごの負担を減らす/保険適用で作製可能です

噛み合わせの調整

不適切な詰め物や被せ物の高さを微調整したり、噛み合わせのバランスを整えたりすることで、特定の歯への集中荷重を防ぎます。

 


6. 日常生活でできる予防と緩和ケア

日頃の生活習慣を見直すことも非常に大切です。

  • TCH(歯列接触癖)の意識:本来、リラックスしている時は上下の歯は接触していません(2〜3mm離れています)。
    歯の接触時間は一日通してもトータルしてわずか20分以下と言われています!
    日中「あ、噛みしめているな」と気づいたら、息を吐いて肩の力を抜き、歯を離す習慣をつけましょう。デスクなどに「歯を離す」と書いた付箋を貼るのも効果的です!



  • 就寝前のリラックス:ストレッチをする、スマホの画面を就寝30分前には見ないなど、副交感神経を優位にして質の良い睡眠を心がけましょう。


  • あごのストレッチ・マッサージ耳の下から頬骨の下あたりにある「咬筋」を指の腹でやさしくもみほぐすことで、緊張した筋肉が和らぎます。



まとめ:違和感を覚えたら早めに見てもらいましょう!!

歯ぎしりや食いしばりは自分では気づきにくいものですが、お口や身体に確実にダメージを蓄積させていきます。

「もしかして歯ぎしりしているかも?」「朝起きたときにあごが重い」と感じたら、大切な歯やあごを守るためにも、ぜひ一度当院へご相談ください。お口の状態をしっかり確認し、患者様一人ひとりに適した最適な対策をご提案いたします。





院長 菅原知彦