〒330-0062
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-17-2
歯周病
実は虫歯以上に恐ろしい「歯周病」
歯みがきをしたら歯ぐきから血が出た・・・・
何だか口臭が強くなったような気がする・・・・
歯磨きをしている途中、歯茎から出血をしたなどの症状がある場合、もしかしたら歯周病かもしれません。歯周病とは、歯の周りの組織(歯周組織)の病気です。
進行すると歯ぐきに炎症を起こし、顎の骨を溶かして、いずれ歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の恐ろしいところは、痛みなどの自覚症状がほとんどないこと。そのため、発症しても気づかずに放置してしまい、最終的に歯を失ってしまう方が多いのです。私は毎日しっかり歯を磨いているから大丈夫!
と思っている方も個人によって歯並びや歯の形は違うもの。
自分の歯に合った歯ブラシ・歯磨きの仕方ができていなければ、歯周病になる可能性は十分にあります。今や歯周病は、成人が歯を失う原因の第一位。決して他人事ではありません。
何だか口臭が強くなったような気がする・・・・
歯磨きをしている途中、歯茎から出血をしたなどの症状がある場合、もしかしたら歯周病かもしれません。歯周病とは、歯の周りの組織(歯周組織)の病気です。
進行すると歯ぐきに炎症を起こし、顎の骨を溶かして、いずれ歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の恐ろしいところは、痛みなどの自覚症状がほとんどないこと。そのため、発症しても気づかずに放置してしまい、最終的に歯を失ってしまう方が多いのです。私は毎日しっかり歯を磨いているから大丈夫!
と思っている方も個人によって歯並びや歯の形は違うもの。
自分の歯に合った歯ブラシ・歯磨きの仕方ができていなければ、歯周病になる可能性は十分にあります。今や歯周病は、成人が歯を失う原因の第一位。決して他人事ではありません。
歯周病の原因
歯周病は、以下の3つの要因が重なると発症しやすくなります。
口腔内環境の悪化 | 口腔内が不衛生な状態が続くと、プラークや歯石が歯周ポケットにたまります。プラークや歯石が蓄積すると、そこに棲みつく歯周病菌が増殖し、毒素を出して歯ぐきや顎の骨などの歯周組織を侵していきます。 |
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全身疾患 | 糖尿病をはじめとする全身疾患があると、身体の抵抗力が落ち、歯周病が進行しやすくなります。 |
不正咬合 | 噛み合わせが悪いと歯は摩耗しやすくなり、継続的な強い力がかかることで歯周組織にダメージを与え、歯周病を進行しやすくします。また、食いしばりや歯ぎしりの癖がある場合も同様に歯周組織に負担がかかり、歯周病の進行を早める原因となります。 |
歯周病の進行段階
歯周病は、歯肉炎から歯周炎へと進行していきます。ここではその進行段階を、わかりやすく4段階に分けてご説明します。
- 歯肉炎
- 軽度歯周炎
- 中等度歯周炎
- 重度歯周炎
-
進行段階 症状 歯肉炎 歯ぐきが赤く腫れ、炎症を起こしている状態です。ブラッシングをすると出血することがあります。 -
進行段階 症状 軽度歯周炎 顎の骨が溶けはじめています。歯ぐきから出血したり、歯ぐきが赤くなったりして炎症が進んでいます。 -
進行段階 症状 中等度歯周炎 顎の骨が破壊されて、歯がグラついています。歯ぐきの炎症がさらに進み、腫れや出血がひどくなります。 -
進行段階 症状 重度歯周炎 歯周病の末期状態。歯ぐきの炎症はピークに達し、歯はグラグラに。出血や排膿が著しく起こり、異臭を放ちます。さらに放っておくと歯が抜け落ちます。
当院の歯周病治療
スケーリング・ルートプレーニング
スケーラーという器具を使って、歯の根元など目に見える範囲の歯石を除去する「スケーリング」と、スケーリング後に歯周ポケットの奥深くにたまった歯石を徹底的に除去する「ルートプレーニング」を行います。目に見えないところの歯石やプラークを除去して、歯根面をツルツルに仕上げます。
歯周外科治療
歯周病が進行している場合におこなう処置です。麻酔をしたうえで外科的な処置をおこない、歯石やプラークを完全に除去して治療します。
こういう人は歯周病になりやすい
- 喫煙者
- ニコチンが歯茎の血流を悪化、タールが歯にこびりつき歯垢(プラーク)を付きやすくするため
- ストレスが多い人
- 唾液分泌量減少による免疫低下のため
- 虫歯がある人
- 直接は関係ないですが、歯の清潔を保てていないので、歯周病になりやすい
- 女性
- 女性ホルモンの影響
上記に該当する人は歯周病になりやすいですが、普段から1 本1 本丁寧に歯を磨くのはもちろん、歯科衛生士による歯磨きの指導などで予防出来ますので、定期的な検診をおすすめします。
よくある質問
- どうして歯周病になるの?
- 原因はプラーク(歯垢)です。磨き残しなどがあると、歯と歯ぐきの境目にプラークがたまり、放っておくと歯ぐきが腫れたり出血を伴う歯肉炎(歯ぐきの病気)になります。さらに放っておくと、プラークを形成している細菌が歯槽骨を溶かし始め歯周病(骨の病気)になります。
- 歯ブラシのときに出血したりしなかったりするのは何故ですか?
- 歯ぐきに炎症が起きていると、食べ物や歯ブラシ程度の刺激でも歯ぐきから出血しやすくなります。ただ、炎症の進行やその日の全身の健康状態により必ず出血するとは限りません。歯磨きのときに一度でも出血したことに気づいたならば、早めに受診しましょう。
- 歯周病の予防方法は?
- 歯周病の原因はプラークです。これが溜まらないようにすることが基本です。そのためにはまず、正しい歯磨き方法を覚えることが大切です。定期的に歯医者さんに行って歯ブラシ方法のチェックおよび磨きにくい部分の専門的な清掃、歯石の除去をおこなってもらいましょう。
- 歯周病は治りますか?
- 歯周病が進行して一度減ってしまった歯ぐきや歯の周りの骨が元通りになることはありません。それ以上進行しないようにすることが治療の目的です。
- 歯ぐきが下がるのが気になります。なぜ?
- 歯ぐきの後退は加齢、過度な力によるブラッシングなどさまざまな原因があります。また、歯周病菌は歯ぐきの組織に炎症を起こし、破壊します。歯周病が進行すると歯ぐきが大きく下がり、歯の根元が露出します。歯がグラグラし、最終的には抜け落ちてしまします。
- 口臭が気になります。どのような治療法がありますか?
- お口の中の病気が口臭の原因だった場合は、しっかりとした歯周病の治療が必要だったり、正しい歯ブラシの当て方、ケアのタイミング、ケアの仕方などを習得することが重要です。一度、歯周病の検査を受けてみましょう。