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まだまだ聞きたい!知覚過敏治療

知覚過敏のしくみや治療について、さらに気になるところをお話ししましょう。


Q 歯磨きで、しみるのが悪化したりしない?


A 実は歯みがき不足のほうが知覚過敏のリスクとなります。

歯に付着したプラーク(細菌のかたまり)の中に溜まったむし歯菌の酸が、歯の石灰化した層を溶かしてしまいます。また、むし歯菌自体も象牙細管から神経に刺激を与えます。



Q むし歯を治療したところがしみます。なんででしょう?


A むし歯の治療後にも、知覚過敏が起こることがあります。

感染部分を除去する際に、歯の象牙細管と呼ばれる場所が露出して、神経に刺激が伝わりやすくなります。そのため、治療後しみることで「むし歯が残っているんじゃ、、」と心配になるかもしれませんがその心配はいりません。人によって期間は異なりますが、しみる症状はは落ち着いてくるでしょう。



Q 私は象牙質が露出しているところがあるみたいなんですが、しみません。


A 象牙質が剥き出しになっているからといって、必ずしみるわけではありません。

人によっては、象牙質の表面に石灰化層というミネラルが多く含まれる層ができていたり、唾液の成分などが結晶化(再石灰化)して沈着し、象牙細管が封鎖されていることがあります。




しみるといっても理由が様々な知覚過敏。

歯医者さんでしっかり診てもらうことで正しい治療を行い、歯の健康を守っていきましょう✨