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知覚過敏治療の次のステップとは?

今回は知覚過敏治療の次のステップとして歯科医院で行う処置をご説明します✨

歯みがきを続けても知覚過敏の症状が治らない場合は、歯科医院で処置を行います。

これにも段階があり、まずは薬剤で神経の反応を抑えます。

それでもしみるのが続くなら、コーティング剤を塗布して露出した象牙細管を物理的に

封鎖します。


神経の反応を抑える「知覚の鈍麻」は、「神経の脱感作」ともいいます。

しみる症状がある部分に薬剤を塗り、神経の過敏性軽減させます。


この時主に使われる薬剤は「硝酸カリウム溶液」です。歯みがき剤に含まれている成分と

同じで、今度はこれを象牙細管が露出している場所に直接塗りつけます。

薬剤を塗布し、しばらく様子を診ても症状が治らない場合は、コーティング剤を

塗布します。


シュウ酸カリウム溶液やレジン、グラスアイオノマーセメントで露出した象牙細管を物理的にふさいで、歯髄液の移動を止めます。